狩猟免許を取る時に、必須になるのが事前講習会。これを受けなければ、まず試験に受からないでしょう。事前講習会と、当日の試験のポイントについてまとめてみました。事前講習会は写真撮影が一部の除いて禁止だったため、写真撮影許可があった場所のみ写真で紹介します。
受験場所は埼玉です。銃器の取り扱いは、私のメモも公開するので参考になると思います!
まとめ
やはりポイントになるのは実技。ここの記事では、私がメモした内容を見ながら復習できるように丁寧に紹介していきたいと思います。
事前講習会
各都道府県によって異なると思いますが、どの県もきっと親切に教えてくれるのだろうと思います。狩猟人口が減っている・高齢化が進んでいるのは現状の問題なのでできるだけ確保しておきたいという思いもあるのでしょう。
①筆記問題の説明
この例題集から過去の出題を教えてくれます。当日の試験もほとんどここから出題されますので、教えてもらったポイントをしっかりと読んでいれば問題ありません。私が参加した当日の試験では100%合格しておりましたので、そのポイントのみで大丈夫です。
テキスト自体が過去問なのですが、さらに県で出題された過去問を教えてくれるので丸つけしておくと良いと思います!
②鳥獣判別
実際に使われるものがこちらになります。これは写真撮影OKでした。テキストに載っているのは丸くなっていたり一部欠けているものもあるので、このような四角い用紙で出題されますのでこの感覚は覚えておいておくと良いと思います。
特に間違えやすいものについて
この3つはテキストだけだとわかりにくいので、こちらのイラストで覚えてもらった方がいいです!これは全国共通だと思いますので必見です。
参考動画
③銃の取り扱い
午後はほとんどこの時間に費やされます。空気銃は手順が少ないので何度も練習できませんが、散弾銃は3回-4回程度しか練習できませんでしたのであいまいな部分が残ると合格できません。しっかりとメモしておくと良いと思います・・・が、私のメモをここで公開しますので参考にしていただければと思います。
散弾銃
まず、必ず行うのが「○○を始めます」「装弾なし異物なし!」「○○終わりました」の掛け声です。体育会系だと思って受けてください。
- 判定員:『銃器の点検を始めてください』
- 「銃器の点検始めます」
- 銃を下に構えてレバーを引く
- 「装弾なし、異物無し」
- 銃を立てて、指差ししながら「銃身異常なし」
- 銃を立てたまま指差ししながら「先台異常なし」
- 銃を立てたまま指差ししながら「安全子異常なし」
- 銃を立てたまま指差ししながら「銃床異常なし」
- 銃を持ち直して遊底を戻して「遊底異常なし」
- 銃を下に構え直して
- 最後の確認「装弾なし、異物無し」
- 銃を置く(相手向き、遊底が見えるように)
- 「銃器の点検終わりました」
- 判定員:『銃器の分解を始めてください』
- 「銃器の分解始めます」
- 銃を下に構えて「装弾なし、異物無し」
- 銃を机の上に立てて、先台から外して横向きに置く
- 銃身を外して横向きに置く
- 銃を横向きに置く
- 「銃器の分解終わりました」
- 判定員:『銃器の結合を始めてください』
- 「銃器の結合始めます」
- 銃を立てて、先台手前の向きを確認(左に寄せる)
- 銃身を先に入れる
- 先台を入れて、途中から力強く入れる
- 銃を下に構えて「装弾なし、異物無し」
- 銃を置く
- 「銃器の結合終わりました」
- 判定員:『射撃姿勢を取ります、装填を始めてください』
- 銃を下に構えて「装弾なし、異物無し」
- 「装填します」
- 球を遊底に1つ入れて、閉じる
- 反対向きにして残りの2つを入れる
- 銃を下に構えて「装填終わりました」
- 判定員:『射撃姿勢を取ってください』
- 「射撃姿勢を取ります」
- 後ろから上げるようにして角度を強めに姿勢を取る
- 後ろから下げるようにして戻して下を向ける
- 「射撃姿勢終わりました」
- 判定員:『脱泡してください』
- 「脱包します」
- 勢いよく3回ひっぱる
- 「装弾なし、異物無し」
- 「脱包終わりました」
- 判定員:『団体行動を行って下さい』
- 「団体行動始めます」
- 銃を下に構えて「装弾なし、異物無し」
- 判定員:『回れ』銃を立てる
- 判定員:『右』銃を持ち直す
- 判定員:『前へ進め』移動する
- 判定員:『元のテーブルまであるけ』歩く
- 判定員:『右向け』銃を立てる
- 判定員:『右』構える
- 判定員:『右向け』立てる、すぐに銃を下に向けておろす
- 判定員:『団体行動終わり』
- 「装弾なし、異物無し」
- 「団体行動終わりました」
- 判定員:『銃器の受け渡しを始めてください』
- 「銃の受け渡しを行います」
- 銃を下に構えて「装弾なし、異物無し」
- くるっと回して、銃身を右ひじにかけるように、左手はグリップ手前
- 「お願いします」と言って渡す。判定員:『よし(と言って受け取る)』
- 判定員:『お願いします(と言って渡す)』。受け取る時「よし」といって受け取る
- 「装弾なし、異物無し」
- 「銃の受け渡し終わりました」
- 判定員:『休憩を始めてください』
- 「休憩始めます」
- 銃を下に構えて「装弾なし、異物無し」
- 銃を置いて「休憩終わりました」
空気銃
- 判定員:『銃器の点検を行って下さい』
- 「銃器の点検を行います」
- 「弾丸無し」
- 銃を立てて銃口をみて「銃口異物無し」
- 銃を立てて指差ししながら「照星異常なし」
- 銃を立てて指差ししながら「銃身異常なし」
- 銃を立てて指差ししながら「圧縮ポンプ異常なし」
- 銃を立てて指差ししながら「照門異常なし」
- 銃を立てて指差ししながら「開閉装置異常なし」
- 銃を立てて指差ししながら「銃床異常なし」
- 「銃器の点検終わりました」
- 判定員:『圧縮操作を行って下さい』
- 「圧縮操作を行います」
- 圧縮操作をしっかり3回行う
- 「圧縮操作終わりました」
- 判定員:『射撃姿勢を行って下さい』
- 「射撃姿勢を行います」
- ポケットから弾丸を取って入れるふりをする
- 後ろから上げるようにして角度を強めに姿勢を取る
- 判定員:『はい、結構です』
- 後ろから下げるようにして戻して下を向ける
- 「射撃姿勢終わりました」
④距離の目測
書いてある通りに説明されますが、実際の試験も同じです。写真を撮っておくとよいでしょう。
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コメント
今日埼玉県の狩猟免許試験事前講習会受けてきたのですが、実技講習は初めてのことばかりで3回の練習では心許ありませんでした。
こちらのブログを拝見したところ、完璧に実技講習の内容が再現されており、試験までに思い出しながら復習できそうで大感謝です!
コメントありがとうございます。お役に立ててうれしいです、当日の試験も頑張ってください!