【過去問！2023年度】猟銃等初心者講習会の試験対策問題①

猟銃や空気銃を所持するための許可や認定を受けるには、一定の厳しい条件を満たした人であり、許可を受けた銃を社会に役立たせることが期待されている。

銃刀法剣類所持等取締法は、原則として銃砲を所持することを禁止している。

猟銃や空気銃の用途の「有害鳥獣駆除」とは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく鳥獣の管理の目的での鳥獣の捕獲等と同法律に基づく有害水産動物の駆除や駆逐をする場合をいう。

アルコールや薬物などの中毒者は、猟銃や空気銃の所持許可を受けることができない。

配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律に基づく禁止命令を受けた人は、その後5年間、猟銃や空気銃の所持許可を受けることはできない。

強盗や傷害などの凶悪な罪に当たる行為をした人は、その行為をした日から起算して5年間、猟銃の所持許可を受けることができない。

講習修了証明書は、許可または許可の更新時において、証明書の交付日から１年を経過していないことが必要である。

教習終了証明書や技能検定合格証明書は、許可時において証明書の交付の日から３年を経過していないことが必要である。

射撃練習を行う資格の認定を受けるためには、1年以内に教習終了証明書または技能検定合格証明書の交付を受けている必要がある。

所持許可を受けた散弾銃をライフル銃に改造するなど、同一性を失わせる程度に銃を改造するときは、その許可は失効する

所持許可の更新申請期間は、所持許可の有効期間が満了する日の５か月前から１か月前までの間である。

猟銃や空気銃を鉄砲店に譲り渡した場合で、許可証にほかの猟銃や空気銃の許可事項が記載されている場合には、鉄砲店にその許可証を提示した上で、警察署で許可事項の抹消を受ける。

猟銃の更新にあたっては、許可時において交付された日から３年以内の技能講習終了証明書が必要である。

災害や病気のために更衣審申請期間内に申請ができなかった人は、所持許可の有効期間満了日の1か月後までに限り、その理由を明らかにした書類を添えて申請を行うことができる。

所持許可を受けた日から３カ月以内にその所持許可証に記載された猟銃や空気銃を所持することにならなかった場合、当該所持許可は失効する。

所持許可を受けた人が亡くなった場合、その親族や同居人、家主が許可証を返納しなければならない。

銃を携帯、運搬する場合は、銃に覆いをかぶせるか容器に入れなければならない。

猟銃のための猟銃の所持許可を受けた人は、狩猟期間ごとに、初めてその猟銃を用いて狩猟を行う前に、射撃の練習を行わなければならない。

許可を受けた銃に消音装置を取り付けてはならない。

銃と適合実包を同一の建物内で保管した場合、指示処分の対象となることがある。

実包の管理状況を記載する帳簿は、最終の記載をした日から１年間保存しておかなければならない。

立ち入り検査を行う警察職員は、保管設備や帳簿を検査し、関係者に質問することができる。

運送業者を利用して銃を銃砲店に譲り渡す場合、譲り渡すものが運送前に銃砲店から猟銃等販売事業者の許可証などの原本の提示を受けた上、配達時に運動業者が証明書類を確認する必要がある。

猟銃用火薬類などの譲受許可証の有効期間は、３年以内で都道府県公安委員会が必要と認める機関に限られる。

旅客機を利用して猟銃用火薬類などを運搬する場合には、厳しい規制があるので事前に航空会社に相談をする必要がある。

何らかの異常を感じたときは、直ちに射撃することをやめ、銃を肩からおろし、機関部を開放すること。

水平二連銃は銃身が２本縦に並べられている構造の銃である。

猟銃の撃発機構で、「引き金」とは、射手の意思により撃鉄を作動させるものをいう。

安全子を引いた状態では引き金を引いても撃発機構は作用せず、振動を与えても問題ない。

空気銃の標的射撃をする場合、協議規定で使用できる口径は14番と定められている。。

発射された弾丸の飛翔距離は、追い風などの状況でも変わることはない。

分解して銃身だけとなっているときに限り、銃口を人のいる方向に向けても良い。

猟銃や空気銃の点検で空撃ちを行うときなどの特別の場合には、用心金の中に指を入れてもか構わない。

猟銃や空気銃を持って移動するときや、銃から手を離しておく場合は、機関部を開放するとともに、必ず脱包しなければならない。

猟銃や空気銃を手から離すときは、銃が倒れない安定した場所に置かなければならない。

狩猟や有害鳥獣駆除の時には、銃口を柔らかい地面など跳弾が発生しにくい方向に向けた状態で実包を装填しなければならない。

猟銃等で、発射する方向に人家や道路などがあるときでも、十分な安全確認ができていれば銃を発射しても良い。

射撃場において、銃口を地面に向けて発射すると、コンクリートの工作物などにより跳弾が発生する。

引き金を引いてから撃鉄が落ちてもすぐに弾丸が発射されず、やや時間をおいてから発射されることを不発という。

猟場などで足場が悪い場合、安全子を使用したうえで銃を杖代わりに使用しても良い。

自動銃の場合、銃身部に異常を認めた場合は、銃身を取り外して確認する必要がある。

安全装置の確認事項は、安全子がスムーズに操作できるか、ゆるみがないか、確実に引き金を作動しないようにできるかなどである。

猟銃や空気銃は、狩猟や標的射撃など正当な目的で携帯しているとき、又はそのために運搬しているとき以外は、全て保管とみなされる。

長期間自宅を留守にする場合など、銃を自ら保管することが困難な場合は、猟銃等保管業者に銃の保管を委託することが必要である。

射撃場では、鍵がかかるため自動車のトランクに銃を保管するよう勧められる。

公共交通機関を利用して実包を運搬する際に、自分で持ち運ぶのに決められた数量を超えた分を同行者に持ってもらうことができる。

実包を自分で作る場合は、火薬の量をメーカーが指定する基準に従って装填するよう十分な注意が必要である。

猟銃や空気銃を所持する人は、銃を取り扱うときだけではなく、日常生活のあらゆる場面で最新の注意を払う習慣を身に着けることで、事故を未然に防ぐことができる。

猟銃とは、ライフル銃や散弾銃などの装填銃をいう。

自動装填式銃は、発射の際に生じる火薬のガス圧や反動を利用して、排きょうと次弾の装填が自動的に行われる連発銃である。