トルココーヒーってご存じですか?トルコで飲む、極細挽きの深入りコーヒーをイブリック(別名:ジャズベ)という容器に水と一緒に入れて、熱い砂の上で煮出すコーヒーです。本来は、そこに甘ーい砂糖をたっぷり入れて容器に移して飲みます。カフェラテのような細かい泡が魅力の一つでもあります。
そんなトルココーヒーですが、実はアウトドアにも最適なのです!アウトドアで飲むトルココーヒーやイブリックの使い方について紹介したいと思います。
アウトドアでトルココーヒーを楽しむ
ヘルスドア流のアウトドアで飲むトルココーヒーは、イブリックに極細深入り豆を入れて煮出したら、そのままイブリックを容器に飲みます。深入りの豆は酸味がないので、香ばしいお茶のような味わいで飲むことができるのです。
トルココーヒーの作り方
①極細のコーヒー豆を容器に入れる
まずは、このようにココアのような極細のコーヒー豆を用意します。家庭のコーヒーミルではここまで細く挽くのは難しいので、コーヒーショップに依頼して挽いてもらうかネットショップなどで購入しましょう。極細じゃないと粉が最後に沈まずに浮いてしまうので、必ず極細にしましょう!
②容器に水と挽いた豆を入れる
1人用の小さいイブリックもありますが、アウトドアで使うのであれば200mlは入るものをお勧めします(理由は後程説明します)。
通常は1人前あたり、コーヒーはティースプーン山盛り1~2杯入れますが、砂糖を入れるのが前提です。煮出しますので割としっかりと濃い味が出ます。深入りですので酸味や雑味は少ないです。
おすすめは、150-200mlに対してティースプーン山盛り2~3杯。
味は、豆ごとに異なるコーヒーの特徴が香る麦茶のような味わい。
③火にかけて煮出す
このように火にかけると、沸騰して一気に泡がこみ上げます。その時に、こぼしがちなので注意!
1度持ち上げて火から離して持ち上げます。そのあと、数回かき混ぜて再度温めたら完成です。
ぶわっと沸騰した泡があふれ出しそうになるのは1、2回ですので、そのあとは意外と吹きこぼししません。
④イブリックのまま飲む
本当はエスプレッソのような小さい容器に泡ごと入れて、上澄みを飲むのがトルコスタイルです。
飲み終えた際の泡の残り方で占うトルココーヒー占いもあるそうです。おもしろいですね。
しかし、アウトドアではなるべく食器を減らしたいためイブリックのまま飲みます。
沸騰が少し落ち着いて粉が沈殿したら飲み頃です。早く飲みすぎると、容器も熱いので火傷します。
上手く飲むことができれば、飲み終わった後の底に粉が沈殿しているはずです。
細かく挽いた豆が、口の中に入っても極細なのであまり気になりません。それも味です。
飲み終えたら水で流せる場合は流してしまい、水場が無ければティッシュでふき取ればOKです。
イブリックのおすすめの大きさは?
アウトドアでおすすめの大きさは、ずばり200mlです!
理由は
・100mlではコーヒー以外は使いにくい
・200mlあれば、ソロキャンプのケトルとしても応用可能。
・カップヌードルのお湯を入れる量にちょうど良い
キャンプで焚火をして、イブリックを焚火で熱しでお湯を沸かす。そのお湯でカップヌードル。最高です。基本は銅でできていますので、熱伝導が良く早くお湯が沸くのがいいですね。
欲を言えば、持ち手は木の方が焚火で使った際などに熱くなりにくくて良いです。また燃えても好きな木に変えられるので重宝しています。
まとめ
あくまで、この飲み方はアウトドアにおすすめなへるすどあ流の飲み方であって一般的な飲み方ではありません。しかし、イブリックはケトル代わりにもできる優秀な調理器具としても使えるため重宝すると思います。ぜひ、皆さんもイブリックを使ってトルココーヒーを作ってみてはいかがでしょうか。
追記・・・
amazonや楽天でほとんど売っていなかったのに最近は売ってるのですね。私のものは探しても打ってませんでしたが、近いもので見た中でお勧めはこちらです(むしろこっちの方が良い)。
①柄が木でできている(さらにこれは取り外して好きな柄に変えられる)
②コーヒーだけでなく、カップラーメンのお湯も沸かせる量
③柄が個性的でオシャレ
ガスコンロで作るなら五徳が便利です
コーヒーはまず有名なこちらがおすすめ
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