PR
健康・医療

冬のアウトドアは痩せる!?実は効率が良い冬トレーニング

健康・医療

冬のアウトドアで始めるダイエット

夏に向けて身体を引き締めたいと誰もが思いますよね!夏に向けてと思うころはもう6月あたりで急なダイエットになりがち。結果、続かない運動になってしまいます。海やプールなど身体を出すアウトドアを楽しむには、冬のアウトドアが重要なんです。その理由を解説します!

脂肪燃焼しやすいのは夏じゃないの?

違うんです。1987年と少し前の研究になりますが、基礎代謝の季節変動について取り上げたものがあります。
この表からは、夏から秋にかけてではなく、冬から春にかけて基礎代謝が向上していることがわかります。なんとなく夏のほうが汗をかくし・・と思うのですが実は違うのです。

基礎代謝と季節の関係
鳥岡章ら:基礎代謝の季節変動について,jpn.j.biometor.24(1),3-8,1987

上と下の表を見比べると一番代謝の高そうな1、2月の外の気温が0度~5度くらいというのを示してます。ちなみに、4月の外気温15度程度までは代謝が高く、それ以降は下降しています。

基礎代謝と気温の関係
鳥岡章ら:基礎代謝の季節変動について,jpn.j.biometor.24(1),3-8,1987

つまり、冬の間に痩せやすい体つくりをしておくことが、肌の露出が多い夏に役立つのですね。
ぎりぎり間に合うように皆さん努力すると思うのですが、夏直前に鍛えるのは非効率ということになります・・・

2020年の気温と脂肪燃焼に関する研究

こちらは2020年の最近の研究です。「寒い環境でHIITを行った場合の脂肪の燃焼率は常温の環境と比較して358%」であると判明し、寒い環境では脂肪の燃焼率が3倍以上になったそうです。

High-intensity interval exercise in the cold regulates acute and postprandial metabolism | Journal of Applied Physiology
https://journals.physiology.org/doi/abs/10.1152/japplphysiol.00384.2020

先ほど紹介した研究と併せて考えても、冬に基礎代謝があがり脂肪が燃焼しやすいことは間違いなさそうですね。ちなみに、「HIIT」とは「High-Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)」で、高負荷の運動と低負荷の運動を交互に入れるトレーニングです。

無酸素運動(激しい筋トレ)→有酸素運動(ジョギング、エアロバイクなど)を交互にやるってことですね。

具体的に何をすればいいの?

簡単に言えば 『まずは外にでる』 ただそれだけ!!

冬は外に出たくないですよね。暖かい部屋でぬくぬくと。こたつに入ってのんびりとお茶を飲む。
わかります・・・ですが、まずは外にでることです。運動習慣をつけるためにも外に出ましょう!
ずっとぬくぬくした家の中にいても基礎代謝はあがりません。


運動の指標になるのが、Metsという指標です。3Mets未満は身体活動の目標にならず、3Mets以上を目標とします。いわゆる、家の中の動作は身体活動の目標になりにくいです。3Mets以上の活動は、とりあえず外に出れば達成できます。(参考:厚労省HP)

3Mets未満の活動例
掃除、料理、片付けなどの家事、子どもと遊ぶ(座位・軽い)、ゆっくりした歩行など。

3Mets以上の活動例
普通の速度の歩行、買い物、階段、車の荷物の上げ下ろし、レジャー、子供と外で遊ぶ、荷物運び(軽いものから重たいものまで)、雪かきをするなど

ちなみに、歩行なら20分、買い物で15分、重たいものを運ぶ作業は8分程度で運動とみなされます。

もちろん、運動をしたほうが良いに決まっていますが、家で何もしないをしなくなることを習慣にすることが最も重要なのです。

ちなみに最近、ブームになっているアウトドアのキャンプはどうでしょうか。
重い荷物の運搬(軽い人もいます)、車の運転、買い物、薪割り・・・などなど
これはもう運動といってもいいでしょう。上の基準では完全に満たしますね。

低学年の子供のキャンプ中の歩数は、平日に比べると同じかやや多いくらいで、休日と比較すると明らかに多いといわれている。また、1日の中でも自然の中で動き回るので、低~中等度の負荷での運動が続いている

(参考:東山 昌央ら:組織キャンプ活動中の小学校低学年児童の身体活動量,体育学研究 ,2010)

ちなみに、このような報告もありますので運動としてとらえて間違いありませんね

それでも何かしたいよ・・・という人は

おススメNo1 懸垂(チンニング)

https://amzn.to/3MnVrLI

もっともコスパの良いトレーニングがこれです。上半身から体幹まで鍛えられます。あればついぶら下がりたくなるので、専門家の私もおススメしやすいやりやすいトレーニングです。

ドアに引っ掛けるタイプのものはあまりお勧めできないので、こちらの安いのにしましょう。

おススメNo2 縄跳び

Bitly

私が購入している縄跳びはこちらです。室内でできるため、わざわざ寒い外に行かなくても良いです。音楽を聴きながら1曲分だけ飛ぶでも良いでしょう。

おススメNo3 ランニング・ウォーキング

Bitly
https://amzn.to/3xIB4Vh

スマートウォッチを利用して外に行きましょう。おすすめは、シャオミかファーウェイです!正直なところ、アップルウォッチよりはるかに使いやすいです・・・

心拍数をしっかり見ることで効率よく、モチベーションも維持しながら運動ができます。何もない場合と比べて、脂肪燃焼を意識できるので運動を始めようと思っている方は購入することを強くお勧めします!!

外に出たくなくなる冬だからこそアウトドアを

winter_diet_outdoor

寒くて外に出たくないよ~って方も多いとは思いますが、健康としても、夏を意識した体つくりとしても、冬が勝負なのです!『正月太りだー・・・』の危機感をプラスに働かせて、今すぐ外にでて楽しみながら痩せやすい体を目指しましょう!私も頑張ります!

コメント