スキーウェアの洗い方は皆さん悩むところだと思います。高価な衣類でもあるし、撥水しないと困ってしまいますもんね。そこで、今回はスキーウェアの洗い方を紹介します。色々な方法が紹介されていると思いますが、この方法もおすすめです。特に子供が多い、家族が多いなんて方は是非やってみてください。
スキーウェアの洗い方まとめ
①アウトドア用洗剤を買う
②ぬるま湯で浸けて、手洗い軽くしてよくゆすぐ
③衣類を裏返しにして脱水に1-3分かける
④裏返しのまま室内で干す
ここでの洗い方のポイントは脱水機にかけるということです。脱水を推奨しない洗い方もありますが、干した後に水分が裾や袖に残って乾きにくく臭いのもとになったりします。生地に負担かけない程度の脱水は大事です。
アウトドア用洗剤を購入する
やはり基本はアウトドア用洗剤が良いでしょう。基本的に選択表示には、蛍光剤(蛍光増白剤)・漂白剤・柔軟剤の使用は厳禁です。洗剤によっては、汚れを落とすため・白く見せるためにこれらの材料が入っていることがあるので性能を維持するためにも専用の洗剤を強くお勧めします。
どちらの商品もおすすめですが、今回はファイントラックのオールウォッシュを使っています。
すぐに洗いたい!買いに行く時間がない!という方は、家にこういった洗剤があれば使ってみましょう。代わりに使えますし、私も良く使っていました。
ウェアをぬるま湯に浸けて手洗い
スキーウェアをまとめて洗います。1つずつ洗って下さいという表記もありますが、今までまとめて洗って困ったことはありません。
この時、衣類は裏返しにしません。生地表面の油汚れや土汚れなどが撥水・耐水効果を損ねているのでしっかりと洗剤で洗い流す必要があります。
洗面所で難しい場合は風呂でも良いのですが、洗剤を極力少なくしたいので我が家では洗面台や洗面器を用いて洗っています。
適切な分量の洗剤を入れます。洗濯機では使う容量が多めになってしまうので、このように最低限の水で済む浸け置き洗いだと洗剤を無駄にすることなく使えるのでコスパ良いですよ!
ついでに洗面器でグローブも漬けちゃいました。グローブ洗うときなんかは、洗面器のようなもの使えばほんとごく少量の洗剤で済みます。
30分ほど放置・・・
そのあとちょっと揉み洗いするだけで、この汚れ・・・
手洗いは何度か押して押して押して・・・を繰り返すだけで良いです。生地を傷めることになるのでこすったりすり合わせたりしないようにしましょう。
ウェアもかなり汚れています。
ウェアをぬるま湯でよくゆすぐ
洗うときはまとめて洗うで良いのですが、流すときはしっかりと洗剤を流したいのでウェアを一つずつ流します。
押したときに洗剤の泡がでないか確認しながらしっかりと洗い流すようにします。
ウェア1つずつ、洗濯機で1分脱水をする
次は、しっかりとウェアを裏返してチャックを最後までしっかり閉じてから脱水機にかけます。脱水をするときはウェアを一つずつ脱水するようにしましょう!
脱水をしないで絞ってタオルで拭き取って・・・と説明している洗い方もありますが、子供のスキーウェアなどはほとんど中綿が入っています。このタイプのスキーウェアは干していると裾に水が溜まってきて本当に乾きません!裏返しで脱水を短時間する分には生地は傷みにくいので、時間調整して脱水をしてみてください。
設定は1分。ウェアの大きさによって、1分から3分程度で調整すればよいと思います。
水分を多く含みそうなつなぎのウェアも、脱水後は既に軽くなりふんわりしています。
裏返しのまま室内干しをする
正直外干しでも良いと思うのですが、この時期は暖房をつけて室内が乾燥しているので我が家は室内干しの方が早く乾きます。だから室内干しです。外だから生地が傷みやすいなんてことはあまりない気がしています。
ウェアのチャックは全て開けて、中綿があるウェアの場合は裏返しのまま干しましょう。
こういう袖の部分が乾きにくいので、しっかりと袖が見えるようにまくると良いです。
裾も同様です。スノーガードが邪魔して乾きにくいので、スノーガードをしっかりとまくった方がしっかりと乾きます。
これであとは裏面が乾くのを待つだけです。フードが取り外せるウェアの場合は外して洗濯や脱水、干すのをしておくと良いです。
裏返しにしておくと、耐水性のある表面は乾きにくいので元通りにして表面もしっかりと乾かします。次のシーズンまで保管する際は、本当にしっかりと乾燥させるようにしましょう。
乾いた後のウェアの保管
可能であれば軽くアイロンがけをしてハンガーにかけて保管します。アイロンがけをすることで、生地の細かい繊維が寝た状態からしっかりと起きて撥水性が回復します。難しければたたんでの保管でも特に問題はありません。折り目がずっと付くことで、そこから水が入り込みやすくなると言われていますが、スキー場で使う程度の頻度であれば問題ないでしょう。
撥水機能回復の洗い方については今回の記事では触れませんが、高価ですし2-3年に1回程度で十分だと思っています。
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