私の大好きな魚の一つ、ゴンズイちゃん。アナゴ釣りをしていると本当に良く釣れる外道ですが、私はこの魚が大好きです。大きめがつれれば、アナゴよりも大事にしちゃいます。なぜかと言えば美味しいから!!みそ汁、唐揚げ、てんぷら等いろんな料理があると思いますが、ゴンズイを最もおいしく食べられるのは刺身!!今回は、そんなゴンズイの刺身について紹介していきます。
本当に美味しいですよ・・・私の中では、刺身の美味さTOP3に入ります・・・
ゴンズイを刺身にするポイント
一番のポイントは、すぐに内臓を取ってしまうこと鮮度を保って美味しく食べてくださいね!
ゴンズイを釣った後の処理方法
ゴンズイの毒は背びれ1か所、胸びれ2か所の合計3か所です。また、体液のぬめりにも毒があるので傷口がある場合などは注意が必要です。ゴンズイの毒については、まだ不明な点が多いですが棘に刺された場合は45度程度のお湯で30-90分浸けることで毒が変性し痛みが和らぎます。
食べることに関しても、熱してしまえば毒が変性しますのでまず問題ありません。刺身の場合は粘液に注意してください。今まで食べて中毒を起こしたことはなく、そのような報告も調べてもありませんが十分注意して自己責任でお願いします。
釣れたらまず先にすることは、棘を切ること!キッチンばさみで切ると楽に切れるので、しっかりとヒレについている毒針をヒレごと切ってしまいましょう。これで刺される心配がなくなりました。
釣れたらその場でまず内臓を処理しよう
棘を切ったら、その場で内臓を処理します。卵は食べられますが私はめんどくさいので内臓はすべて取り除いてしまいます。ぬるぬる滑るので手袋などしていると作業しやすいですね。しっかりと海水で身を洗いましょう。氷を入れたクーラーボックスに入れますが、他の魚がいる場合はゴンズイの体液に毒があるのでビニール袋に入れておくと良いです。
ゴンズイの捌き方
では、捌いていきましょう!
頭を切り落とす
このままでも良いですが、残った棘が刺さるのも嫌なので背びれ・胸びれが切れるように頭ごと切り落とします。
切り落とした頭は良い出汁がでるのであら汁です
ぬめりを塩で落とす
塩で揉むとすぐにぬめりが取れて捌きやすくなります。気になる方はさっとお湯にくぐらしても良いかもしれません。繰り返しになりますが、ぬめりにも毒がありますのでまな板もしっかりと流すようにしましょう。
これで捌きやすくなりました。
3枚におろしていく
私はあまりうまくないですが・・・こんな感じになります。もうすでに美味しそうですね!
ピンクがかった身がぷりっとしていそうで、この時点で期待大です。
真ん中の骨は、頭と一緒にあら汁です。これも美味しいのです・・・
皮を剥ぐ
両手ふさがっているので写真がないです。すみません。。
皮を剥ぐ時は、上の写真ではしっぽ側から包丁を斜めに入れます。皮が滑りやすいので、右手に包丁、左手はキッチンペーパーで皮を押さえて包丁を左にスライドさせて一気に皮を取ります。ゴンズイは皮がしっかりしちえるので比較的取りやすいと思います。
柵を刺身にしていく
身はこんな感じです。繰り返しになりますが、私は捌くのがそんなに上手くないです・・・。もっとうまく捌けたらもっと美味しそうに見えるかもしれませんが、味は変わりませんので(言い訳)
ゴンズイの刺身、その味は・・・
白とピンクのおいしそうな色!!
味は、身は引き締まっているというより、ぷりっとしていて甘味が強い。タイのような引き締まったんぱくな感じでもなく・・・ふぐとも違う。何に近いのだろう。さらりとした上品な脂。
間違いなく、最高級な味。これを外道で食さないには惜しすぎる。薄くても問題ない。本当に天下取れるくらい美味しい。
ゴンズイを釣ったら周りに捨てないで!
良く防波堤で釣りをしていると、ゴンズイが捨てられているのを良く目にします。子供たちが触ったり足に棘が刺さると大変です。命あるものです。持ち帰らないのであれば必ずリリースしてください。
※ゴンズイを食べる際は、毒に注意して自己責任でお願いします。
ゴンズイの毒についての記事はこちら
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