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立山バックカントリーの主要ルート要点ガイド|おすすめ滑走エリアと雪崩の注意点

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立山バックカントリーで今回はルート編です。ルートはいくつもありますが、今回は代表的な3つを紹介します。

立山BCルートまとめ

立山ルートまとめ

・国見岳ルート
・室堂山ルート
・浄土山ルート
・竜王岳ルート
・雄山ルート
・山崎カール
・大走りルート
・雷鳥沢
・御前谷
・御山谷
・別山沢
・真砂沢
・立山川ー馬場島

これだけ多くのルートが存在していて、ローカルなものを含めるとまだまだ多いと思います。今回は、室堂山ルート、雷鳥沢と山崎カールを紹介!

室堂までのアクセス

3つのルートまとめ

ルート詳細
室堂山ルート到着して1本目をすぐ滑るのにお勧め。行程は60分くらい。
山崎カール冬季しか入れない、国の天然記念物ルート。行程は3時間半くらい。
雷鳥沢登山客も多い有名ルート。行程は3時間半くらい。
備考登頂する場合は、クランポンやアイゼンなど用意しておくと◎
もちろんシールで可能なところまでで落としても十分楽しめる

ほとんどの場合1泊2日だと思うのでこの3ルートを楽しむこともできると思います。標高も高いので、疲れもある場合は、無理しないこと。

室堂山ルート(上り:40分、下り:10分)

こちらの特徴は、室堂ターミナルに到着して気軽に滑れること。斜面も広く、斜度も緩いため初心者におすすめ。

1日目は国見岳、浄土山など散策するのも面白いかもしれないですね。

山崎カール(上り:3時間半 下り:40分)

この山崎カールは国の天然記念物で冬季しか入れないルートになるので行ってみることをお勧めします。ロウソク岩までは緩やかなので、そこまでシールで行き、落とすのもありだと思います。その後、雄山に行きたいようであれば、クランポンかアイゼンを使うと良いでしょう。

こんな絶景を見ながらのハイクアップ、最高ですね

ローソク岩の少し下。絶景を滑走

雷鳥沢(上り:3時間 下り:30分)

もっとも有名な登山客も多いルート。どこからでも登れるが左側の尾根地形からが上りやすい。こちらもアイゼンなど用意しない場合は、途中までで滑ると楽しめる。GWから、剣御前小舎が営業している。

※真ん中のルートは2007年4月18日に雪崩発生

天気が良ければこんな感じで見えます

ため息がでるくらい美しい

主要ルートの雪崩リスク

おそらく、この3ルートで過去に発生した雪崩の事故は雷鳥沢。(正確には自分で調べることを強くお勧めします。)

先ほど紹介した雷鳥沢の真ん中のルートで2007年4月18日の春シーズン開始翌日に3人が巻き込まれる事故が発生しています。前日にまとまった降雪があったようです。判断に迷う場合は、沢地形に入らないように滑ることを強くお勧めします

雪崩は常に意識して、3種の神器は必ず持つようにしましょう。

立山BCを楽しむコツ

紹介しているルートだけでなく、雪質なども考えて体験しながら当日の楽しみ方を変えるのが重要です。下の写真を見ていただけるとわかると思いますが、雪の色が変わっています。茶色と白とどちらが滑るかは、実際に滑ってみないとわかりません。

ちなみに、この日は茶色い雪が当たりで白い雪はかなりのストップスノーでした。それで、茶色い雪を目指して上り返すなどして楽しんでいます。

プロのガイドさんは気温や最近の天気などで初めからわかっていると思いますが、素人はわかりません。でも、確認しながら自分たちで好きなルートを選ぶってのも楽しいものです。ぜひ、立山BCにトライしてみて下さい!

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